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滞留が弱まりつつある旭川の観光

haikei05.jpg しかし一方、近年の観光客の利用状況をみてみると、平成16年度の近隣温泉地を含めた旭川圏域(旭川市・上川町・愛別町・東川町・東神楽町・美瑛町)の観光入込み客数はおおよそ1千万人、うち夏(6~9月)に600万人、冬(12~3月)は200万人だった。また、宿泊は近隣温泉地の130万人(対入込み30%)を含め圏域全体では200万人(対入込み20%)、うち夏に100万人(同17%)、冬は50万人(同25%)となっている。このように、他地域にはみられない冬の魅力を有しながらも夏に比べ冬の入込みが大きく減少し、しかも短いイベント期間に集中している。

 さらに旭川市内に限れば「旭山動物園」人気に支えられながら平成16年度は420万人の観光入込み客数に対して宿泊は49万人(対入込み12%)と、平成15年度の観光入込み客数390万人、宿泊は56万人(対入込み14%)の前年より宿泊客の減少傾向が見られ、さらに直近の平成17年度にいたっては大きく増加した560万人の観光入込み客数に対して逆に宿泊は47万人(対入込み8%)と顕著な減少化が現れている深刻な状況が見てとれる。
 また、北海道内の他都市と比較しても、入込み数では札幌、小樽には大きく引き離され、ようやく函館に追いつきつつある。観光経済のバロメーターとなる宿泊数では、札幌、函館に大きく引き離され他の小樽、帯広、釧路に続く順位となっている。さらに、平成16年度まで10%強をようやく保っていた入込みに対する宿泊率は、平成17年度では平成16年度より33%増加した入込み数に対して逆に3.5%減少し、宿泊率8%と大きく落ち込む現象がみられた。

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