2006年12月20日
チェアスキーヤー大日方邦子さん講演会報告

旭川市内の大雪クリスタルホールにて、トリノパラリンピックでアルペンスキー金メダリストに輝いた大日方邦子さんによる講演会が開催されました。
海外での合宿に参加されたあとの旭川入りということで非常にタイトなスケジュールの中、貴重なご講演をいただきました。
テーマは「障害者スポーツの役割と未来」
パラリンピックでの経験談や、競技スキーヤーとしての原点のお話、 また車椅子ユーザーとしてバリアフリーやユニバーサルデザインについてなど、実にさまざまなお話を伺いました。
幼いころの大事故により足に障害を負った大日方さんでしたが、学生のときに チェアスキーと出会い、不可能だといわれていたスキーでいまや世界のトップア スリートとなりました。
そんな彼女も初出場だったリレハンメルパラリンピックでは競技を始めてからわ ずか2シーズン目ということもあり、散々な結果だったとか。しかし、そのリレ ハンメル大会で出会ったチェアスキーヤー、サラ・ウィル選手との出会いが「競 技スキーの原点になった」と語るほど、サラ選手との出会いは大きかったといい ます。
「パラリンピックは大きな可能性がある、不可能を可能にする、可能性を示すも の。大きなチャレンジをしている自分の姿をたくさんの人にみてもらえる私た ちってとっても幸せじゃない?」というサラ選手の言葉から、大日方さん自身は 「自分たちは社会に対するメッセージを与えられる、与える義務とチャンスがあ る」と気づき、今日までの競技生活の原動力となっていると語ります。

旭川市に対しては、「旭川に来れば障害のある人も一通りのウィンタースポーツ が体験できるような、いろんなニーズに対応できるまちづくりを行ってほしい」 とのご要望があり、私たちコンソーシアムの活動へのご理解をいただきました。
この他、パラリンピックを取り巻く環境の変化や、応援する人々の変化、用具の 開発エピソードのお話は、 これまでチェアスキーを目にする機会すら少なかった旭川市民にとって、とても 興味深いお話でした。
旭川では、チェアスキーに限らず、障がいをもつ方がウィンタースポーツを楽し む姿を目にすることは珍しく、今後普及が望まれる分野でもあります。
大日方さんの今回の来旭が、チェアスキーはもちろんのこと、 アイススレッジホッケーやノルディックスキーなど他のスポーツの普及のきっか けになってほしいと願うとともに、そうしたことが現実のものとなるように、私たち雪の中でおもてなし隊・大雪は今後も活動を続けていきます。
チェアアスキーの魅力をたくさんの市民のみなさんに浸透させていきたいと強く感じさせてくれる、大日方さんのお話でした。
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**旭川滞在中のひとコマ**

西川市長への表敬訪問

サービス事業者研修でのスピーチ

↑↓市内スキー場の視察
(旭川のチェアスキーヤーとの交流もありました。)


↑↓鷹栖町での犬ぞり(初!)体験
